2010年3月19日金曜日

企業研究はどの程度必要なのか

ブーサンです。

今日のテーマは『企業研究はどの程度必要なのか』です。

結論からいうと、

「企業研究などしても本当の企業の姿など分かりません!」

◆理由
・企業が学生に見せる内容というのは「見せても良い」と判断した無難なものばかりです
・実際に入社して数年間経った段階で初めてその企業のことが分かります。社会経験が無い学生がいくら知識を詰め込もうとしても、所詮無理な話です(例外はいますよ。)

企業もおかしなもので、無難な、自社を良く見せる、そして仕事の実態が分かりにくい材料だけを見せつけて、『ウチの会社の何処に興味を持ちましたか?』などという質問をして、会社についての理解が低いと『こんな簡単なことも調べていないとはけしからん!』となっているのです。

では、開き直って企業研究を全くしなくても良いのでしょうか?

答えはNoです。

企業側に問題があるのと同じように、学生さんにも問題があるのです。

◆学生さんの問題行動
・HPやナビ、説明会の資料などを全く見ずに面接に臨む


このような学生さんは結構います。はっきり言って論外です!

以下の状況を想像してみて下さい。

友人から「お前のことを気になるって言っている女の子(男の子)がいるんだけど、会ってみない?」と言われて、会うことになりました。

---当日
女の子「はじめまして、○○です。」
あなた「はじめまして。○○です。」
   「いきなりですけど、なんで僕なんかに興味を持ってくれたんですか?」
女の子「・・・」
   「何となくです。」
あなた「そうですか・・(苦笑)」
   「どこかで僕のこと見かけたの?」
女の子「え、えぇ、どこかで見たような、見てないような・・・」
あなた「(なんじゃそりゃ!)そうですか・・・」

お互い「・・・・。」

---

実際にその会社のことを何も調べずに面接に向かうというのは、企業からするとこのような状況と同じということです。

自社に興味があるといっている

にも関らず、HPすら見ていない。

興味があるというのは明らかにウソでしょ。まあ、就活というものを考えると分からなくもないが。。。

企業もこんな学生ばかりだと、もううんざりですよね。

その企業のことが好きであれば、自然と色々な情報を集めようと思うはずです。
それを全くせずに好きです(選考を受けたい)と言われてもね。。。


◆学生さんの問題行動2
・企業の上っ面を見て、無理やり志望動機などと関連付けようとする


企業のことを調べて志望動機を作ったつもりでも、何故か面接官の反応は悪い、若しくは苦笑い。そんな経験ありませんか?

原因は「こじつけ」にあります。

要は、志望動機の作り方に問題があるということ。
志望動機を企業に合わせて作る必要などまったくないのです。

皆さんは「自分のしたい事」を述べれば問題なしなのです。

そして、その自分のしたいことがその企業で出来るのかどうかを確認することが志望動機の代わりになるのです。

「御社の企業理念に共感して」
「説明会での社員の方の雰囲気が良くて」
「御社の教育制度に惹かれて」
「御社の○○という商品が非常に素晴らしいと感じて」
「御社の社会貢献性に惹かれて」

こんなこと言わなくて良いです。それよりも企業を引き付けるのは、

「私は漠然とではありますが○○をしたい。○○になりたいと思っており、それを可能にする企業を探して就活しています。なので、逆に質問させていただきたいのですが、御社では○○をすることは可能でしょうか?説明会やHP等の情報だけでは未熟な私には判断ができませんでしたので、何とかお教えいただけないでしょうか?」

これに具体的な内容を加えると更に説得力の高い志望動機になります。

要は、自分は○○がしたい、○○のような人間になりたい、という軸を話し、それがその会社で出来るのかどうかという視点で説明会やHPを見るということ。

それが出来れば自然に説得力のある志望動機は出てくるはずです。

<関連記事>------
>面接対策その1:自分を客観視する
>面接対策その2:習うより慣れる
>就活生への提言-力の入れどころを間違えるな!
>エントリーシート対策の無駄
>エントリーシートって適当に書けばよいの?
>やってはいけない!誤った自己PR対策
>簡単、お気楽、自己PRの作成術
>良くある勘違い-企業の試験を受けに行くのではない

ランキングに参加しています。クリックお願いします!
にほんブログ村 就職バイトブログ 大学新卒の就職・就職活動へ
にほんブログ村
ブログランキング【くつろぐ】

0 件のコメント:

コメントを投稿

 
| 医師 転職 | 税理士 大阪 || ホームページ制作 |