2020年6月1日月曜日

企業向け投稿:2022卒採用 母集団形成について

今回は企業向け投稿です。

2022卒採用の計画を立てられている企業も多いかと思います。
今回は「コロナ禍の母集団形成」について紹介します。

◆これまでとの違いは?
①インターンシップや選考(説明会・面接)のオンライン化が進む。
 基本は対面実施を予定していたとしても、急遽オンラインに変更になる
 ケースが想定されます。
 企業としては、「対面の場合」「オンラインの場合」の両パターンを想定し、
 準備をする必要が生じています。

②イベントは「計算できない」ものに
 大型イベントは「新たな生活様式に準じた形式」での実施がメインになる模様です。
 未対策での実施は現時点では難しそうですね。

 イベントは申込企業が多いことから「申込のタイミング」がかなり早く、
 日程が近づいてからの取捨選択をする余裕もないため、
 2022卒向けには「計算しづらい」「使いづらい」母集団形成法です。

③大量接触>一気に選考 の流れは難しい
 多くの学生を説明会に呼び、面接に呼び、ふるいにかける方法は
 実施しづらい状況です。
 そのため、「絞り込んでから学生を集める」フローを構築する企業が増えるはずです。

 大手企業ではインターンシップにしても、説明会にしても、
 事前にES提出や面接・筆記試験を挟んだうえで、参加してもらうフローが、
 2022卒の主流になるのではないでしょうか?

◆2022卒で有力視される母集団形成法
①スカウト型ナビサイト
 オファーボックス、キミスカなどのスカウト型ナビサイトの利用が増えるでしょう。
 多くの学生との接触が難しい現状、この流れは必然です。

②ナビサイトの活用強化
 これまでイベントに費やしていた予算を、ナビサイトのオプションに回すケースが
 増えるでしょう。

 例)上位表示オプション、動画サービスなど

③採用HPの拡充
 学生に対面接触できる頻度が落ちるため、採用HP上での内容を充実させ、
 オンライン上での理解促進を促すケースが増えるでしょう。

④ネット広告の活用
 リスティング広告や位置情報広告、SNS広告などの利用頻度が高まりそうです。

◆2022卒採用の重要ポイント
 接せられる学生数が減ることは目に見えています。
 会う前に「いかに厳選するか」が2022卒採用の重要なポイントになるでしょう。
 
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