こんにちは、ブーサンです。
企業の採用担当者がどの段階で何を見てどう判断を下すのか、即ち「採用担当者の気持ち」、これを知ることが就活の成否を分けるといっても過言ではありません。
今回は企業の採用活動事例を通じて「採用担当者の気持ち パート1」を紹介したいと思います。パート1では一次選考までを追っていきたいと思います。
※この事例は当然フィクションです。
◆事例
1.会社説明会
※筆記試験も同時に行う。
※簡単なプロフィールシート(アンケート)を書いてもらう。
≪受付時≫
採用担当:良い学生いるかなぁ?
この人は良いかも!?
この人は絶対にダメ(筆記の結果に関らず落とそう)
この人はウチには向いていないかなぁ・・・。
挨拶すらできないのか・・・
声だけは大きいけど、挙動不審だなぁ
遅れて来るなよなぁ・・・
≪説明時≫
採用担当:あ、あいつ寝ている。説明が悪いのか?
まだ寝ている。ダメだ。
この人は熱心に聴いているな。
≪筆記の結果とアンケートを見ながら≫
採用担当:住所は「●●」か。ありがたい。●●で配属出来そうだな。
⇒筆記はあまり良くないけど通そうか。
住所は「××」か。この地域は強化していないんだよなぁ。
⇒筆記はぼちぼちだけど、不合格かな。
今日はたくさん来すぎたなぁ。
⇒●●レベル以上の学校以外は残念だけど不合格かなぁ。
女性はたくさん来ているから、ちょっと厳しく見ていこうか。
⇒残せても後●名くらいかな・・・。
字が汚い。
⇒学生はたくさん来ているし、"×"をつけるか。
遅刻してきたよなぁ。こいつ。
⇒問答無用で不合格。
態度が悪かったよな。
⇒不合格。
●●学部ではなくて××学部に来てもらいたかったなあ。
⇒筆記も普通だし、不合格かなぁ。
2.一次面接
※30分程度の個人面接
◆希望が持てないバージョン(約8.5割)
採用担当:見た目にふにゃふにゃしているなぁ
声も小さい、元気がない
ダメだな、これは・・・。時間はあと20分、とりあえず消費しよう。
話の中身も見るべきところはないでしょ。
早く終わらないかなぁ。
けど、愛想は良くしておかないと企業イメージが悪くなるし。
説明会の時点で落とせなかったかなぁ・・。
◆希望が持てるバージョン(約1割)
採用担当:おー、顔つきが普通だ。
声に張りもあって、期待できるかな?
んっ!少し話に矛盾があるな。ちょっと掘り下げてみようか。
あれっ!?言っていることが無茶苦茶になってきた。
けれども、愛想は良いし、雰囲気はあるな。
言っていることを理解できているのかな?試してみるか。
うん。あまり理解できていないようだ。
●●は向いていないけれど、△△だったらいけるかな?
次回選考でもう少し検証していこう。
◆良い人きました!(0.5割以下)
採用担当:おーっ。これは良さそうだ。
自然な雰囲気の中に強い意志が見える。
会話のキャッチボールが普通に出来る。
着眼点も良く、地頭も良さそうだ。
はい。合格。ただ、ウチに来てくれるかなぁ。
次回面接以降で、何とかウチに引きつけなければ!
これは当然フィクションであり、選考基準は企業ごとに異なります。
ただ、比較的多くの企業が感じていることが含まれているとも思っています。
≪ポイント≫
説明会(エントリーシート・筆記試験)では『会社の事情』で不合格になることもあります。
だから、気にしないで下さい。対策を練り過ぎても時間の無駄に終わる可能性が高いです。
面接では学生さん自身に原因があることが多いです。
ただし、企業はそれほど高いレベルを求めていません。
すごいことを言う、すごいPRをする、などは必要ありません。
普通に会話できれば必ず内定は出ます。
要は、会話の中身にこだわり過ぎないということです。内容以前に8.5割の人が見切りをつけられているのですから。
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2011年5月10日火曜日
採否は初対面の10秒で決まる!?
ブーサンです。
今回のテーマは「採否は初対面の10秒で決まる!?」です。
世間で実しやかに言われているこんな言葉。
本当にそうなのか?
結論としては、
1.大半の採用できない学生は10秒で"×"を出されています。
この割合は企業の採用基準や選考の時期によりますが、多いケースでは、6割以上の学生が10秒で不採用のジャッジを下されます。
2.この学生は良い!と思える学生は10秒では決まらない。
正直、これは意見が分かれるところです。採用担当によっては「良い学生は10秒で分かる」という方もいます。ただし、それでは見えないマイナスポイント(メンタルヘルスなど)が見抜けず、ハロー効果による過信が生じるという意見もあります。
個人的には後者の意見に賛成しますが、10秒でピンとこなかった学生の中に本当に良いと思える学生がいる可能性は極めて低いことも事実です。
ということで、学生さんはかなり早い段階で企業にジャッジされていることを認識する必要があります。一度ジャッジを下された後に、いかに抵抗したとしてもそのジャッジが覆ることは稀です。
参考までに採用担当が"×"を出す可能性が高い事例を挙げておきます。
◆挙動が不自然
⇒きょろきょろと目線が泳ぐ
⇒おどおどしている
⇒挨拶、礼などの動きが硬い
⇒声が小さすぎる、大きすぎる
自分では気づかないケースが多いです。第三者的な人に率直な意見を貰えると良いのですが。
◆元気がない、ヤル気が感じられない
⇒表情が曇っている
⇒背筋が曲がっている
⇒だらだらしている
⇒声に張りがない、か細い声
これも自然と癖になっている学生が多いように感じます。
これらをどのタイミングで見ているのか、というのも挙げておきます。
・説明会の受付時
・面接の受付時
・面接、最初の挨拶
説明会受付の段階で"×"を出す企業もあります。ご注意ください。
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今回のテーマは「採否は初対面の10秒で決まる!?」です。
世間で実しやかに言われているこんな言葉。
本当にそうなのか?
結論としては、
1.大半の採用できない学生は10秒で"×"を出されています。
この割合は企業の採用基準や選考の時期によりますが、多いケースでは、6割以上の学生が10秒で不採用のジャッジを下されます。
2.この学生は良い!と思える学生は10秒では決まらない。
正直、これは意見が分かれるところです。採用担当によっては「良い学生は10秒で分かる」という方もいます。ただし、それでは見えないマイナスポイント(メンタルヘルスなど)が見抜けず、ハロー効果による過信が生じるという意見もあります。
個人的には後者の意見に賛成しますが、10秒でピンとこなかった学生の中に本当に良いと思える学生がいる可能性は極めて低いことも事実です。
ということで、学生さんはかなり早い段階で企業にジャッジされていることを認識する必要があります。一度ジャッジを下された後に、いかに抵抗したとしてもそのジャッジが覆ることは稀です。
参考までに採用担当が"×"を出す可能性が高い事例を挙げておきます。
◆挙動が不自然
⇒きょろきょろと目線が泳ぐ
⇒おどおどしている
⇒挨拶、礼などの動きが硬い
⇒声が小さすぎる、大きすぎる
自分では気づかないケースが多いです。第三者的な人に率直な意見を貰えると良いのですが。
◆元気がない、ヤル気が感じられない
⇒表情が曇っている
⇒背筋が曲がっている
⇒だらだらしている
⇒声に張りがない、か細い声
これも自然と癖になっている学生が多いように感じます。
これらをどのタイミングで見ているのか、というのも挙げておきます。
・説明会の受付時
・面接の受付時
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説明会受付の段階で"×"を出す企業もあります。ご注意ください。
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