2012年1月27日金曜日

参考にならない就職支援や先輩からの助言

こんばんは、ブーサンです。

今日のテーマは『参考にならない就職支援や先輩からの助言』です。


世間にはびこる就職支援サービス。
(私もその一人ですが・・・)

これらは役に立つものと、立たないものに分類されます。


人にもよりますが、一見、参考になりそうだが、
参考になりにくい助言、サービスの例を挙げておきます。


■参考になりにくい就職支援、助言

①多くの内定を勝ち取った人が行う支援、助言
彼らの多くは『自分が内定をもらった本当の理由』を知りません。
なぜ採用されたのか、その明確な理由は本人では分からないからです。


例)
Aさんは多くの内定を勝ち取った。心掛けていたのは「企業研究をとことん突き詰める」ことでした。
ただ、企業が実際にAさんを評価した理由は『地頭が抜群に良い』ことでした。
面接時の理解力、咄嗟の応用力、柔軟性など、その点を評価したのです。

にもかかわらず、Aさんは内定が出ない人に対して、
「企業研究が甘いんだよ」という助言をしてしまいがちです。
極端な場合は『企業研究が全てだ!』とまで言い切ってしまう。


要は、本人が『良いアピールだった』と思っていることと、
企業が評価したことが同じとは全く限らないのです。

だからこそ、この手のタイプの人の助言は当てにならない場合が多いのです。
しかも、能力の高い人材である場合が多く、
妙に説得力を感じてしまうから、立ちが悪い・・。

名選手が名コーチ・名監督になれるとは限らない、これと同じ理論です。


②元大手人事担当が行う支援サービス
特に、人気企業にいた人事担当者は、現実的ではない、高い要求をしてくる傾向が強いです。
要は、能力に応じた適切な助言ができないケースがあるのです。

理由は『不人気企業の採用実態を知らない』からです。

ハイスペックな学生とばかり接点を持ってきた経験により、
学生に求めるハードルを高く設定し過ぎてしまうのです。

「このくらい出来て、あたり前」
その“あたり前”のレベルが高すぎるのです。

従って、一般的な学生からすると『そんなの無理』と尻込みしてしまうような課題を提示し、それが出来なければ内定は出ない、などという絶望を誘うようなことを言ってしまうケースもあります。


③就活支援サービス会社で、人気企業へ入社した先輩を紹介しているが、そのほとんどが『高いスペック』の場合
これも、よくあります。

就活では『良い学生は何も対策せずとも内定がバンバン出る』という事実があります。

それを逆手に取って、さも誰しもが人気企業へ入ることができるような謳い文句の就職支援サービスは、眉つばものです。

まあ、少し考えたら分かるようなことですが・・・。



ということで、世にはびこる就活支援サービス。その全てが皆さんにプラスをもたらす訳ではありません。その点を考慮しつつ、自分に合ったものを見つけられると良いですよね。
(このブログも過去の記事を見直す必要があるかもしれませんね・・・。)


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2012年1月26日木曜日

良くある勘違い:自己PR編

こんばんは、ブーサンです。

今日は珍しく連投です。
テーマは『良くある勘違い:自己PR編』。


皆さんを悩ませる『自己PR』という存在。

面接でも聞かれ、エントリーシートにも書く欄がある企業が多いでしょう。


この自己PRは良く勘違いされる項目です。

それは、エントリーシートに力を入れすぎてしまう学生さんに多いのですが、


『自己PR文章(発言)だけで自分を理解してもらおう』という勘違いです。



『自己PRグランプリ』なんてものもありますが、
このような存在も勘違いを助長するのでしょうね。
(決して否定している訳ではありませんよ。最後まで読んで下さい。)


例えば、過去のグランプリ1位の自己PRは、

---
私は相手の唾をもバネにする戦略家です。トロント留学中に結成したパンクバンド、6人しかお客さんを集められなかった初ライブ、演奏後に店のスタッフに唾を吐かれた。そこで地元のCD屋に営業をかけ、店のTシャツを路上ライブで常に着る代わりに、多民族の町トロントで、人々の目が自然に留まるよう四ヶ国語で作成したフライヤーを折り鶴状にして全3店舗に置いてもらいました。物珍しいフライヤーは瞬く間になくなり、三ヵ月後同じ店でのライブでは当初の16倍強の94人を集客し、地元紙にサムライバンドとして掲載もされました。
---

これはこれで良いのです。良くまとまった文章ですし、
良く伝わります。


ここで問題としたいことは、例えば上記であれば、


自分は戦略家と言っている

そして、それを文章内で書いている

根拠も示した

だから、戦略家だと伝わったはずだ。


そう、文章だけで『自分はこうでしょ?』ってことが伝わったと勘違いしてはいけません、ということなのです。


面接官はこの文章だけをみて『こいつの戦略は凄い』なんて思いません。
(思う人がもしいたら、採用担当失格でしょうね)


面接官は、この発言や文章をもとに、

『ホントかな?』

と勘ぐり、何気ないひと言や、関係のなさそうな質問により、

本当に『優れた戦略を立てられる人材かどうか』をチェックする訳です。


私であれば、この『自信のありそうなエピソード』以外の面から、戦略家としての資質を見ていくと思います。


■結論!!
◎自己PRは言ったら(書いたら)終わりではなく、言って(書いて)から始まるのです。
◎創作や本当のPRポイント以外をどれだけカッコよく書こうが、見破られます。
◎印象的なエピソードにこだわらず、本当に自分で誇れることを分かりやすく伝えましょう。


最後に、

最近は自己PRがテンプレート化しており、ちょっと食傷気味です。

≪良くあるテンプレート≫
自分は『◎◎◎』という人間です。

逆境がある

それを乗り越えるためにどんな事をしたのか

その結果、○○という成果を上げた(具体的な数字がある)

だから、私は■□■□ということができる。


みんな、この手順で書きすぎです。

『このパターン、また来たか!!』

そう言いたくなります。

何か新たなパターンは無いのでしょうかねぇ・・・。



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キャリアセンター活用法

こんにちは、ブーサンです。

今日のテーマは「キャリアセンター活用法」です。


昔は『就職課』と呼ばれていましたが、

最近は横文字ですね、何でもかんでも・・・


私も仕事の関係でキャリアセンターの方と

お話する機会が多いのですが、

正直なところ『イケている人』『イケていない人』の差が激しいです。


■キャリアセンターの実情
2割:学生に有益な指導ができる
3割:一生懸命ですが、有益な指導はできない
3割:自分の地位を守りたい、保守的な考え
2割:全くヤル気が感じられない
※あくまで体感値です。

要は、ちゃんとした指導ができる人、若しくはできるキャリアセンターは全体の2割くらいということなのです!!(あくまでも体感値ですが・・・)


ただ、学生さんからすれば、『どうやって見分ければいいのか』と思われるでしょう。

ですから、今回は『使えるキャリアセンターのジャッジ方法』を紹介したいと思います。


≪キャリアセンターの見分け方≫
①企業の採用基準を理解している
②企業内の仕事内容を理解している
③厳しい指摘をしてくれる
④本人がカッコよい、憧れを抱ける人である


①について、企業はドライです。その現実を理解している人でなければ、学生に対して真っ当な指導はできません。

『学歴フィルターは存在する、それもかなり顕著に!!』
『女性は不利』
『男性の評価が低い』
『エントリーシート選考では、内容は重視されづらい!』

など、要は現実をしっかりと教えてくれるかどうかってことです。


②これはあたり前のようで、できていない人が多いように感じます。
確かに、ざっくりとした仕事内容は理解していたとしても、

『その仕事をするにあたって、どのような能力が必要なのか。どのような苦難の道が待っているのか』

ここまでしっかりと話せるかどうかってことです。


③これも重要です。
ダメな学生に対して『落ち込まずに次回頑張って』という励ましは逆効果です。

それよりも『君のレベルだったら、高望みしても無理』という言葉を掛けられるかどうか。これって本当に重要です。

就職活動におけるミスマッチの最たる原因は『高望み』です。
自分の力に対して過信(か何かよくわからないのですが)してしまい、
『分不相応』な企業を受けまくった結果、自信を失う。

このパターンで撃沈していく学生は多いです。

このような類の指摘をしてくれる人は信用できます。


④この意識が希薄な担当者が多いです。
キャリアセンターの担当者も『カッコよく』なければなりません。

イケていない人に『面接では見た目も重要』なんていわれても、
説得力がありませんよね?



皆さんの学校のキャリアセンターはいかがでしょうか?
このような人がいるのであれば、その人を中心に指導を仰いで見て下さい。

そのような人がいない場合は、先輩など、周囲の社会人に助言を仰ぐのが良いでしょう。
それも無理なら就活塾へ、ということになるでしょうが、

妙に『良い企業へ就職させた実績多数!!』なんて所はお薦めできません。
そもそも、何の指導もなく、人気企業に就職する学生などは山ほどいるのですから!


もし、良いキャリアセンター担当の方がいるのであれば、その人を最大限に活用して下さい。
本当に『この人に指導してもらえれば、もっと良い就活ができるのに・・・』という方も実在します。

ただ、縦割りの学校社会において、活動の自由度は少ないようですけれどもね。。。



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2012年1月24日火曜日

面接で緊張しない方法

こんにちは、ブーサンです。

今日のテーマは「面接で緊張しない方法」です。


面接って緊張しますよね?

あたり前です。人間なのだから。


緊張するのは『良いこと』なのです。

緊張するのは 『生きているから』
緊張するのは 『その場の重要性を理解できている⇒頭が良いから』
緊張するのは 『しっかりとした自分を見せないといけない⇒責務感が強いから』



みなさん、緊張した瞬間に、

①あー、俺って健やかに生きているんだ
②頭がいいんだ
③責任感が強いんだ

こう感じて下さい。

まあ、一種のおまじないです。

私はこれで緊張が和らぎます。さて、皆さんはいかがでしょうか?



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