2013年1月17日木曜日

何がやりたいのか分からない人へ

こんにちは、ブーサンです。

今日のテーマは「やりたいこと」についてです。

就活をしていると「やりたいこと」を求められると思います。
マイナビ2014の広告キャッチコピーにも、

「やりたいことは今までの自分が教えてくれる」

なんてありました。
しかし、本当に教えてくれるのでしょうか?

いくら自己分析をしても、やりたいことが見つからない。

そんな方も多いはずです。

(正直、まわりがやっているから、とりあえず就活している、という人も多いと思います。私もそうでしたから。できれば仕事なんてしたくない(笑) なんて思ってましたよ。)


ただ、安心して下さい、それが普通です。
何故ならば、学生の時点で、


「社会人になって何ができるのか」


を理解している人はほとんどいないからです。


社会に出て仕事をするにあたり、

どんな業界・会社・職種があって、それぞれで何をしているのか、
何がやりがいで、どのような能力を求められるのか、

これを現段階で理解している人は少ないのです。

だから、


「会社に入って何ができるのかを知らないのに、何をしたいのかを決めることなどできない!」


ということです。


例えば、野球というスポーツがあります。
そのルールブック本を見ただけで、「野球って面白そう」とはなりませんよね?

実際にテレビや球場で野球をやっている風景を見て、
初めて「面白そうだなぁ」って感じますよね?(全員がそうではないでしょうが)

就活も同じで、リクナビやマイナビ、企業HPを見ただけで、
「面白そうだ」と思えなくても不思議は無いのです。


したがって、

自分が何をしたいのかが分からない人は、
まずは企業を回りまくるのが一番の近道です。

そして説明会や面接には「この会社で働く自分の姿」を想像しながら
参加するようにして下さい。

もし想像できないのであれば、想像できるまで質問をする。
必然的にその質問は前向きな質問になるはずです。
(休日や勤務地、待遇、男女比率といった無難な質問とは一線を画すと思います。)


そうやって企業を回っていく中で、

「あ、これ面白いかも」「自分に向いているかも」

なんていう感覚が得られるはずです。


何時になるかは分かりませんが、
それが得られたら、「なぜ、自分が興味を持ったのか」を考える。

要は、企業回りから初めて、興味を惹かれた段階で自己分析をしてみて下さい、ということなんです。


自分の興味を確認してから、それに合う企業を探す。
一見すると効率的ですが、就業経験の無い学生さんには難しいやり方です。

何がしたいのかが分からないのであれば、

①まずは闇雲でも良いのでたくさんの企業を回る。
②その中で、興味を惹かれた企業に対して、
 「何故、自分が興味を持ったのか」を考える。

こんな手順で進めると、やりたいことが自然と見えてくると思います。


最後に、もし仕事をしたくないと思っていても、
仕事はしなければなりません。それが国民の義務ですから。

折角するのであれば、面白そうなことした方が、得でしょ?

就活は「働くということ」と向き合う機会だと思います。
(本来は大学進学時点で向き合うのが理想ですけどね。)


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2013年1月15日火曜日

悪い就活塾に引っかからないために

こんにちは、ブーサンです。

今日のテーマは「就活塾」についてです。

非常に基礎的なことですが、就活を始めた皆さんには、
押さえておいて欲しい内容です。

まず、就活支援と名のつく事業を行っている会社は
数多くありますが、幾つかに分類出来ます。

①純然たる就活塾
②人材系企業(人材紹介など)が行っているもの
③学校系企業(資格取得スクールなど)が行っているもの


大きく分けるとこの3分類となります。

それぞれのメリット・デメリットを書いていきますが、
絶対にそうだとは言い切れませんので、ご参考まで。


①純然たる就活塾
<メリット>
・就活指導で生計を立てている企業であり、
内容が充実している可能性が高い。
<デメリット>
・高い費用を要求するケースがある
・運営母体が小さい場合は、信用面で劣る

②人材系企業
<メリット>
・受験する企業を紹介してくれる
・相談は無料のケースが多い
・企業のことを良く知っているケースが多い
<デメリット>
・採用が難しい企業に都合よく売られるケースがある

③学校系企業
<メリット>
・スクールを運営している=規模が大きいため、安心感がある
・教え上手で授業が面白いケースが多い
<デメリット>
・企業の視点が欠けているケースがある
・やたらと資格取得を薦められるケースがある


それぞれで注意が必要な事項は異なります。

①純然たる就活塾の注意点
・料金は高すぎないか(他社との比較が重要)
・信頼できる会社が運営しているか(HPなどをチェック)

②人材系企業の就活塾
・やたらと人材紹介を薦めてこないか
 ⇒人材系企業の多くはこの目的です。
・就職活動についての理解はあるか
 ⇒とりあえず無料でセミナーだけ開き、その後は企業に売り込むことに専念するケースがある

③学校系企業の就活塾
・やたらと資格取得を薦めてこないか
 ⇒新卒の場合は、資格があってもそれほど就活で有利にはなりません


まあ、基本的に企業は利益を生むために事業を行います。
就活塾を選ぶ際にはそれをしっかりと認識した上で選ぶことをお薦めします。


その他に、実際に利用する際の注意点も書いておきます。

■就活塾活用の注意点
・心酔しすぎないこと
 ⇒新興宗教のような塾もあると聞きます。お金をどんどん絞られる危険性があります。
・複数社で比較すること
・運営元のチェックを忘れない事


何か、就活塾に否定的な意見ですが、
個人的には就活塾の利用は「あり」だと思っています。

学生の視点ではなく、社会人の視点で意見を述べて貰える機会は、
普通の学生生活を過ごす限り、それほど多くないはずです。

就活塾に頼りきりではなく、情報収集手段の一つとして捉えるのであれば、
十分に意味があるのではないでしょうか?


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企業は会社に依存しない社員が欲しいのだ

こんにちは、ブーサンです。

仕事柄、就職サイトが発表する学生の意識アンケートを良く見ます。
2014卒のアンケートも今日とどきました。

これらのアンケートは、
普段、皆さんは目にすることはないと思いますが、
この中には就活における重要なヒントが隠されているのです。

今はゆとり世代と言われ、学生全体が非難されている傾向が強いです。
それを逆手にとり、企業に対して「最近の学生とはひと味違う」と思わせることも可能なのです。

特に、「企業に求めるもの」については、
ゆとり世代の非難要因が隠されていますので、早速みていきましょう。


----2014卒学生アンケート結果より

◆企業に求めるもの
1位 社風が良い
2位 将来性がある
3位 安定している
4位 給与・福利厚生が充実
5位 社会貢献度が高い


皆さんは、こんな条件を企業に突きつけている訳ですね。

ではここからは、意地悪く突っ込みを入れていきます。


★企業に求めるものについて
1位 社風が良い
・良い社風を会社が用意しないと仕事ができないような人はいらない。
・配属先によって雰囲気も違うけど。
・悪い雰囲気だったら辞めるの?

2位 将来性がある
・将来性がある業界って僅かですが、、、
・アジアの企業に行った方がいいでしょ?

3位 安定している
・結局大手が良いんでしょ?
・大手でもつぶれることやリストラもあるけど?

4位 給与・福利厚生が充実
・仕事ができない社員に出す金は無い。

5位 社会貢献度が高い
・企業はボランティア団体ではない。
・法人税を払い、従業員を雇っている時点で貢献している。
・CSRは顧客への広告のようなもの。


何て性格の悪い、と思うかもしれませんが、
企業の本音ってこんなものですよ。

企業は「営利団体」です。
何よりも「収益」を大切にします。

皆さんが気持ちよく働ける、安心して働ける環境を
未来永劫まで保証してくれる親切な機関ではありません!!


では逆に、どんな人が欲しいのか。
これは企業によって変わると思いますが、

社風については、
・どんな環境にも適応できる
・環境は自ら変える

将来性については、
・会社の将来を担う覚悟、自信がある

安定性については、
・常にリスクを感じ取り、それを回避できる
・安定的に収益を生み出せる事業を常に創造できる

給与・福利厚生については、
・給与以上の仕事をする=利益をもたらす

社会貢献性については、
・体裁を考える客観的な視点を持っている
・社会貢献の広告効果を理解している
・ビジネスライクな視点を忘れない

私だったらこんな人が欲しいですね。
通常の企業の多くはこんな人を一番求めているはずです。
「ぶらさがり社員」「欲しがり社員」は単なる給与泥棒ですから。


■まとめ■
ビジネスの基本は「差別化」です。
みんなと同じでは「勝てない」のです。

総体的に非難されがちな「ゆとり世代」であれば、
それを逆手に取ることが勝つための近道でしょう。


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