ブーサンです。
企業の新卒採用活動もピークを迎え、今年の傾向が見えてきました。
・会社説明会には多くの学生さんが来てくれる
・出席率も例年に比べると高い(それでも低いですが)
・学生さんの質は昨年より更に低い
このような意見が出ています。
特に多い意見は『学生さんの質が悪い』というもの。
では、質の悪い学生とはどのような学生なのでしょうか?
・覇気が感じられない
まず最初に感じるのが『必死さが伝わらない』ということ。
説明会や面接後の採用担当の感想では、
『何をしに来ているのか分からない』
『お客さんのつもりでしょうか?』
『もぞもぞと何を喋っているのか分からない』
このような感想が多く寄せられます。
このような学生はまず最初の面接段階で落とされます。
・考えが甘い
この意見も多く聞かれます。
最も多いパターンは、
「会社に自分を成長させてもらいたいと思っている」
成長したいという目標は素晴らしいです。
しかし、成長はしたいが、その訓練や教育を全て会社に委ねるような意識が強く見られます。
はっきり言って、そのような人材は成長しません!
会社もそれを良く分かっているので、そのような人材を採用することは稀です。
今の企業が求める能力は
「自立心」
「自発性」
「活発性」
この3点でしょう。
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>良くある勘違い-企業の試験を受けに行くのではない
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2010年3月19日金曜日
企業研究はどの程度必要なのか
ブーサンです。
今日のテーマは『企業研究はどの程度必要なのか』です。
結論からいうと、
「企業研究などしても本当の企業の姿など分かりません!」
◆理由
・企業が学生に見せる内容というのは「見せても良い」と判断した無難なものばかりです
・実際に入社して数年間経った段階で初めてその企業のことが分かります。社会経験が無い学生がいくら知識を詰め込もうとしても、所詮無理な話です(例外はいますよ。)
企業もおかしなもので、無難な、自社を良く見せる、そして仕事の実態が分かりにくい材料だけを見せつけて、『ウチの会社の何処に興味を持ちましたか?』などという質問をして、会社についての理解が低いと『こんな簡単なことも調べていないとはけしからん!』となっているのです。
では、開き直って企業研究を全くしなくても良いのでしょうか?
答えはNoです。
企業側に問題があるのと同じように、学生さんにも問題があるのです。
◆学生さんの問題行動
・HPやナビ、説明会の資料などを全く見ずに面接に臨む
このような学生さんは結構います。はっきり言って論外です!
以下の状況を想像してみて下さい。
友人から「お前のことを気になるって言っている女の子(男の子)がいるんだけど、会ってみない?」と言われて、会うことになりました。
---当日
女の子「はじめまして、○○です。」
あなた「はじめまして。○○です。」
「いきなりですけど、なんで僕なんかに興味を持ってくれたんですか?」
女の子「・・・」
「何となくです。」
あなた「そうですか・・(苦笑)」
「どこかで僕のこと見かけたの?」
女の子「え、えぇ、どこかで見たような、見てないような・・・」
あなた「(なんじゃそりゃ!)そうですか・・・」
お互い「・・・・。」
---
実際にその会社のことを何も調べずに面接に向かうというのは、企業からするとこのような状況と同じということです。
自社に興味があるといっている
↓
にも関らず、HPすら見ていない。
↓
興味があるというのは明らかにウソでしょ。まあ、就活というものを考えると分からなくもないが。。。
企業もこんな学生ばかりだと、もううんざりですよね。
その企業のことが好きであれば、自然と色々な情報を集めようと思うはずです。
それを全くせずに好きです(選考を受けたい)と言われてもね。。。
◆学生さんの問題行動2
・企業の上っ面を見て、無理やり志望動機などと関連付けようとする
企業のことを調べて志望動機を作ったつもりでも、何故か面接官の反応は悪い、若しくは苦笑い。そんな経験ありませんか?
原因は「こじつけ」にあります。
要は、志望動機の作り方に問題があるということ。
志望動機を企業に合わせて作る必要などまったくないのです。
皆さんは「自分のしたい事」を述べれば問題なしなのです。
そして、その自分のしたいことがその企業で出来るのかどうかを確認することが志望動機の代わりになるのです。
「御社の企業理念に共感して」
「説明会での社員の方の雰囲気が良くて」
「御社の教育制度に惹かれて」
「御社の○○という商品が非常に素晴らしいと感じて」
「御社の社会貢献性に惹かれて」
こんなこと言わなくて良いです。それよりも企業を引き付けるのは、
「私は漠然とではありますが○○をしたい。○○になりたいと思っており、それを可能にする企業を探して就活しています。なので、逆に質問させていただきたいのですが、御社では○○をすることは可能でしょうか?説明会やHP等の情報だけでは未熟な私には判断ができませんでしたので、何とかお教えいただけないでしょうか?」
これに具体的な内容を加えると更に説得力の高い志望動機になります。
要は、自分は○○がしたい、○○のような人間になりたい、という軸を話し、それがその会社で出来るのかどうかという視点で説明会やHPを見るということ。
それが出来れば自然に説得力のある志望動機は出てくるはずです。
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今日のテーマは『企業研究はどの程度必要なのか』です。
結論からいうと、
「企業研究などしても本当の企業の姿など分かりません!」
◆理由
・企業が学生に見せる内容というのは「見せても良い」と判断した無難なものばかりです
・実際に入社して数年間経った段階で初めてその企業のことが分かります。社会経験が無い学生がいくら知識を詰め込もうとしても、所詮無理な話です(例外はいますよ。)
企業もおかしなもので、無難な、自社を良く見せる、そして仕事の実態が分かりにくい材料だけを見せつけて、『ウチの会社の何処に興味を持ちましたか?』などという質問をして、会社についての理解が低いと『こんな簡単なことも調べていないとはけしからん!』となっているのです。
では、開き直って企業研究を全くしなくても良いのでしょうか?
答えはNoです。
企業側に問題があるのと同じように、学生さんにも問題があるのです。
◆学生さんの問題行動
・HPやナビ、説明会の資料などを全く見ずに面接に臨む
このような学生さんは結構います。はっきり言って論外です!
以下の状況を想像してみて下さい。
友人から「お前のことを気になるって言っている女の子(男の子)がいるんだけど、会ってみない?」と言われて、会うことになりました。
---当日
女の子「はじめまして、○○です。」
あなた「はじめまして。○○です。」
「いきなりですけど、なんで僕なんかに興味を持ってくれたんですか?」
女の子「・・・」
「何となくです。」
あなた「そうですか・・(苦笑)」
「どこかで僕のこと見かけたの?」
女の子「え、えぇ、どこかで見たような、見てないような・・・」
あなた「(なんじゃそりゃ!)そうですか・・・」
お互い「・・・・。」
---
実際にその会社のことを何も調べずに面接に向かうというのは、企業からするとこのような状況と同じということです。
自社に興味があるといっている
↓
にも関らず、HPすら見ていない。
↓
興味があるというのは明らかにウソでしょ。まあ、就活というものを考えると分からなくもないが。。。
企業もこんな学生ばかりだと、もううんざりですよね。
その企業のことが好きであれば、自然と色々な情報を集めようと思うはずです。
それを全くせずに好きです(選考を受けたい)と言われてもね。。。
◆学生さんの問題行動2
・企業の上っ面を見て、無理やり志望動機などと関連付けようとする
企業のことを調べて志望動機を作ったつもりでも、何故か面接官の反応は悪い、若しくは苦笑い。そんな経験ありませんか?
原因は「こじつけ」にあります。
要は、志望動機の作り方に問題があるということ。
志望動機を企業に合わせて作る必要などまったくないのです。
皆さんは「自分のしたい事」を述べれば問題なしなのです。
そして、その自分のしたいことがその企業で出来るのかどうかを確認することが志望動機の代わりになるのです。
「御社の企業理念に共感して」
「説明会での社員の方の雰囲気が良くて」
「御社の教育制度に惹かれて」
「御社の○○という商品が非常に素晴らしいと感じて」
「御社の社会貢献性に惹かれて」
こんなこと言わなくて良いです。それよりも企業を引き付けるのは、
「私は漠然とではありますが○○をしたい。○○になりたいと思っており、それを可能にする企業を探して就活しています。なので、逆に質問させていただきたいのですが、御社では○○をすることは可能でしょうか?説明会やHP等の情報だけでは未熟な私には判断ができませんでしたので、何とかお教えいただけないでしょうか?」
これに具体的な内容を加えると更に説得力の高い志望動機になります。
要は、自分は○○がしたい、○○のような人間になりたい、という軸を話し、それがその会社で出来るのかどうかという視点で説明会やHPを見るということ。
それが出来れば自然に説得力のある志望動機は出てくるはずです。
<関連記事>------
>面接対策その1:自分を客観視する
>面接対策その2:習うより慣れる
>就活生への提言-力の入れどころを間違えるな!
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2010年3月18日木曜日
説明会や面接のキャンセルや日程変更について
ブーサンです。
今回のテーマは「説明会や面接のキャンセルや日程変更について」です。
就職活動で良くあるシチュエーションとして、説明会や面接のキャンセル・日程変更の申し出があります。
例えば、自分のスケジュール管理ミスで予定が重なってしまった場合、
両方の企業ともに志望度の高い企業であった場合に、どのようにその旨を申し出ればよいのでしょうか?
良くある学生の回答を企業が受ける印象と併せて紹介していきます。
◆実際にあった印象の悪い連絡
「あのー、実は○日は他社の説明会が入ってしまいまして、その日に面接は行けないのですが。。。」
そして黙りこむ。
この時に企業が受ける印象は「ウチの会社を軽視しているな」ということ。ましてやこちらは面接です。自社に興味がない学生に対して企業は興味を抱きません。
更に悪いのは、連絡後に黙り込むことです。
自分の意思はないのですか?一体、何を期待しているのですか?
他の日程を案内してもらいたいのか何なのかがまるで分かりません。
はっきり言って、このような学生には企業としても今後の選考に来てもらいたくはないでしょう。
では、これと全く同じようなシチュエーションではどのように連絡すればよいのでしょうか?
◆一般的な連絡
「○○日の面接なのですが、私のスケジュール管理ミスで他社の選考が重なってしまいまして、ただ、両社ともどうしても選考を受けさせて頂きたいと思っており、そちらの会社に日程変更を申し出たのですが応じてもらえず、真に勝手な申し出なのですが、何とか日時の変更をお願いできますでしょうか?」
まあ、無難ですね。このような申し出を受けて学生を邪険に扱う企業があれば、そんな会社はやめた方が良いですね。(まあ、ほぼ無いでしょうが。)
また、やむを得ない私的な事情で選考などに行けなくなることもあると思います。
この時期に学生さんから良く聞く言葉、それは
「身内に不幸がありまして。。。」
これも企業は丁重に対応せざるを得ません。
ただし、言い方一つでは簡単にウソは見抜かれてしまいます。そうなると逆に悪印象ということでチェックされることもあります。
ウソも方便とは言いますが、ウソをつくならうまくつくこと。これが出来ない人は正直に、ただし、その企業の選考をとても受けたいのだ、という印象をしっかりと与えられるように考えてキャンセルや日程変更を申し出ることが重要です。
このような選考とは関係が無いところで人間の本質が出てくると考える採用担当者は多いです。相手がどのように受け取るのかを考えて話が出来ているかどうかを見るには最適なシチュエーションですからね。
◇◆就活塾、始めました!!ただいま無料セミナー受付中!◆◇
無料セミナー受付はこちら
現在、無料セミナー受付中です!内容は、
①模擬面接
②面接官の視点を理解する
③企業の採用実態を知る
④自分を知る、自己診断プログラム など
盛りだくさんの2時間です!
気楽に遊びに来て下さいね。
今回のテーマは「説明会や面接のキャンセルや日程変更について」です。
就職活動で良くあるシチュエーションとして、説明会や面接のキャンセル・日程変更の申し出があります。
例えば、自分のスケジュール管理ミスで予定が重なってしまった場合、
両方の企業ともに志望度の高い企業であった場合に、どのようにその旨を申し出ればよいのでしょうか?
良くある学生の回答を企業が受ける印象と併せて紹介していきます。
◆実際にあった印象の悪い連絡
「あのー、実は○日は他社の説明会が入ってしまいまして、その日に面接は行けないのですが。。。」
そして黙りこむ。
この時に企業が受ける印象は「ウチの会社を軽視しているな」ということ。ましてやこちらは面接です。自社に興味がない学生に対して企業は興味を抱きません。
更に悪いのは、連絡後に黙り込むことです。
自分の意思はないのですか?一体、何を期待しているのですか?
他の日程を案内してもらいたいのか何なのかがまるで分かりません。
はっきり言って、このような学生には企業としても今後の選考に来てもらいたくはないでしょう。
では、これと全く同じようなシチュエーションではどのように連絡すればよいのでしょうか?
◆一般的な連絡
「○○日の面接なのですが、私のスケジュール管理ミスで他社の選考が重なってしまいまして、ただ、両社ともどうしても選考を受けさせて頂きたいと思っており、そちらの会社に日程変更を申し出たのですが応じてもらえず、真に勝手な申し出なのですが、何とか日時の変更をお願いできますでしょうか?」
まあ、無難ですね。このような申し出を受けて学生を邪険に扱う企業があれば、そんな会社はやめた方が良いですね。(まあ、ほぼ無いでしょうが。)
また、やむを得ない私的な事情で選考などに行けなくなることもあると思います。
この時期に学生さんから良く聞く言葉、それは
「身内に不幸がありまして。。。」
これも企業は丁重に対応せざるを得ません。
ただし、言い方一つでは簡単にウソは見抜かれてしまいます。そうなると逆に悪印象ということでチェックされることもあります。
ウソも方便とは言いますが、ウソをつくならうまくつくこと。これが出来ない人は正直に、ただし、その企業の選考をとても受けたいのだ、という印象をしっかりと与えられるように考えてキャンセルや日程変更を申し出ることが重要です。
このような選考とは関係が無いところで人間の本質が出てくると考える採用担当者は多いです。相手がどのように受け取るのかを考えて話が出来ているかどうかを見るには最適なシチュエーションですからね。
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