2013年1月11日金曜日

就活とは「営業活動」

こんにちは、ブーサンです。
今日のテーマは「就活とは」です。 大きいテーマですが、答えは明確でタイトルの通りです。

自分という商品を企業に売り込む。これが就活です。
但し、このイメージを持っている人は多くいるはずです。 (もし、持っていないのであればマズイですね。早急に考えを改めましょう)

 しかし、「じゃあどうやって売りこむの?」という点で、 つまづく人が多いように思います。


その理由は、皆さんが「営業活動」をしたことがないから。
何故、モノが売れるのか。 どうやったら売れるのか。
これを知らない学生さんには難しいことですよね。

では、今日はモノが売れる仕組み、モノを買う心理について、
紹介していきたいと思います。


例題として「車」で考えてみましょう。
車が売れる理由は何なのでしょうか?

◆理由
1.性能
2.ブランド力
3.営業力

大きく分けるとこの3つでしょうか。


性能とは排気量や足回り、加速力、何人乗れるのか、ワゴンなのか、スポーツタイプなのかといった形状、など。

ブランド力は言葉の通り。
フェラーリに憧れるのか否か。

最後の営業力。これが分かりにくいと思いますが、
要は「この人から買いたい」と思わせる力です。
人間的魅力とも言い換えられるでしょう。

上記3点が揃って、初めて車は売れるのです。


しかし、この3点で「何に重きを置くのか」は、お客様によって違います。
車が大好きで、絶対に最新形式のフェラーリを買いたいという人にとっては
1と3は無いに等しいのかもしれませんし、
逆に、車を移動手段としてのみ考えている人にはブランド力は意味をなしません。

ということで、上記3点が絡み合ってモノは売れるということなのです。

そして、重要なのは
1性能と2ブランド力は「短期間では変えられない」ということ。

そもそも販売中の車の性能を上げることなど出来ませんし、
ブランド力も然りです。


では、ここからが本題。これを就活に置き換えてみましょう。
◆内定が出る理由
1.性能=能力
  基礎処理能力や学力、コミュニケーション力、ストレス耐性など
2.ブランド力=学歴
3.営業力

そして1と2は変わりません。

だからこそ、3の営業力が成否を分けるのですが、
1と2が不足している場合は、きわめて不利なことが分かると思います。

ちなみに1については「変えられるのでは?」と思われる方もいるでしょうが、
結論としては「無理」なのです。

今まで20数年もの間で築き上げてきたものは変わりません。

就活対策をすることで内定は出やすくなるケースはあります。
しかし、面接の対策をしても能力が高まる訳ではありません。
ES対策をしても能力が変わる訳ではありません。

就活対策で、自分の能力・ブランド力に見合った会社に入りやすくすることはできる。
しかし、自分の能力・ブランド力以上を求める会社には入れません。

よく「就活対策をして、難関企業から内定を得た」という言葉を耳にしますが、
それは「もともとその企業が求める能力・ブランド力が備わっていた」に過ぎないのです。

これが現実です。
分相応な企業から内定を貰いやすくするために、
自分を売り込む「営業力」を身につける。
これが就活対策の本質なのです。


◆今日のまとめ
<就活における重要事項>
1.自分の能力を理解する
2.自分のブランド力を理解する
3.1と2を踏まえた上で、戦略を立てる
4.営業力(売り込む力)を強化することが唯一できること
5.しかし、営業力だけではどうにもならないケースもある まずは現実を理解する。
そして、自分がすべきことは何なのかを考える。

これは人によって違いますので、一筋縄ではいきませんし、
フォーマット化できるものでもありません。
だからこそ、就活は「営業活動」であり、 営業力が問われるものなのです。

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