2013年1月15日火曜日

企業は会社に依存しない社員が欲しいのだ

こんにちは、ブーサンです。

仕事柄、就職サイトが発表する学生の意識アンケートを良く見ます。
2014卒のアンケートも今日とどきました。

これらのアンケートは、
普段、皆さんは目にすることはないと思いますが、
この中には就活における重要なヒントが隠されているのです。

今はゆとり世代と言われ、学生全体が非難されている傾向が強いです。
それを逆手にとり、企業に対して「最近の学生とはひと味違う」と思わせることも可能なのです。

特に、「企業に求めるもの」については、
ゆとり世代の非難要因が隠されていますので、早速みていきましょう。


----2014卒学生アンケート結果より

◆企業に求めるもの
1位 社風が良い
2位 将来性がある
3位 安定している
4位 給与・福利厚生が充実
5位 社会貢献度が高い


皆さんは、こんな条件を企業に突きつけている訳ですね。

ではここからは、意地悪く突っ込みを入れていきます。


★企業に求めるものについて
1位 社風が良い
・良い社風を会社が用意しないと仕事ができないような人はいらない。
・配属先によって雰囲気も違うけど。
・悪い雰囲気だったら辞めるの?

2位 将来性がある
・将来性がある業界って僅かですが、、、
・アジアの企業に行った方がいいでしょ?

3位 安定している
・結局大手が良いんでしょ?
・大手でもつぶれることやリストラもあるけど?

4位 給与・福利厚生が充実
・仕事ができない社員に出す金は無い。

5位 社会貢献度が高い
・企業はボランティア団体ではない。
・法人税を払い、従業員を雇っている時点で貢献している。
・CSRは顧客への広告のようなもの。


何て性格の悪い、と思うかもしれませんが、
企業の本音ってこんなものですよ。

企業は「営利団体」です。
何よりも「収益」を大切にします。

皆さんが気持ちよく働ける、安心して働ける環境を
未来永劫まで保証してくれる親切な機関ではありません!!


では逆に、どんな人が欲しいのか。
これは企業によって変わると思いますが、

社風については、
・どんな環境にも適応できる
・環境は自ら変える

将来性については、
・会社の将来を担う覚悟、自信がある

安定性については、
・常にリスクを感じ取り、それを回避できる
・安定的に収益を生み出せる事業を常に創造できる

給与・福利厚生については、
・給与以上の仕事をする=利益をもたらす

社会貢献性については、
・体裁を考える客観的な視点を持っている
・社会貢献の広告効果を理解している
・ビジネスライクな視点を忘れない

私だったらこんな人が欲しいですね。
通常の企業の多くはこんな人を一番求めているはずです。
「ぶらさがり社員」「欲しがり社員」は単なる給与泥棒ですから。


■まとめ■
ビジネスの基本は「差別化」です。
みんなと同じでは「勝てない」のです。

総体的に非難されがちな「ゆとり世代」であれば、
それを逆手に取ることが勝つための近道でしょう。


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