今日は珍しく連投です。
テーマは『良くある勘違い:自己PR編』。
皆さんを悩ませる『自己PR』という存在。
面接でも聞かれ、エントリーシートにも書く欄がある企業が多いでしょう。
この自己PRは良く勘違いされる項目です。
それは、エントリーシートに力を入れすぎてしまう学生さんに多いのですが、
『自己PR文章(発言)だけで自分を理解してもらおう』という勘違いです。
『自己PRグランプリ』なんてものもありますが、
このような存在も勘違いを助長するのでしょうね。
(決して否定している訳ではありませんよ。最後まで読んで下さい。)
例えば、過去のグランプリ1位の自己PRは、
---
私は相手の唾をもバネにする戦略家です。トロント留学中に結成したパンクバンド、6人しかお客さんを集められなかった初ライブ、演奏後に店のスタッフに唾を吐かれた。そこで地元のCD屋に営業をかけ、店のTシャツを路上ライブで常に着る代わりに、多民族の町トロントで、人々の目が自然に留まるよう四ヶ国語で作成したフライヤーを折り鶴状にして全3店舗に置いてもらいました。物珍しいフライヤーは瞬く間になくなり、三ヵ月後同じ店でのライブでは当初の16倍強の94人を集客し、地元紙にサムライバンドとして掲載もされました。
---
これはこれで良いのです。良くまとまった文章ですし、
良く伝わります。
ここで問題としたいことは、例えば上記であれば、
自分は戦略家と言っている
↓
そして、それを文章内で書いている
↓
根拠も示した
↓
だから、戦略家だと伝わったはずだ。
そう、文章だけで『自分はこうでしょ?』ってことが伝わったと勘違いしてはいけません、ということなのです。
面接官はこの文章だけをみて『こいつの戦略は凄い』なんて思いません。
(思う人がもしいたら、採用担当失格でしょうね)
面接官は、この発言や文章をもとに、
『ホントかな?』
と勘ぐり、何気ないひと言や、関係のなさそうな質問により、
本当に『優れた戦略を立てられる人材かどうか』をチェックする訳です。
私であれば、この『自信のありそうなエピソード』以外の面から、戦略家としての資質を見ていくと思います。
■結論!!
◎自己PRは言ったら(書いたら)終わりではなく、言って(書いて)から始まるのです。
◎創作や本当のPRポイント以外をどれだけカッコよく書こうが、見破られます。
◎印象的なエピソードにこだわらず、本当に自分で誇れることを分かりやすく伝えましょう。
最後に、
最近は自己PRがテンプレート化しており、ちょっと食傷気味です。
≪良くあるテンプレート≫
自分は『◎◎◎』という人間です。
↓
逆境がある
↓
それを乗り越えるためにどんな事をしたのか
↓
その結果、○○という成果を上げた(具体的な数字がある)
↓
だから、私は■□■□ということができる。
みんな、この手順で書きすぎです。
『このパターン、また来たか!!』
そう言いたくなります。
何か新たなパターンは無いのでしょうかねぇ・・・。
◇◆就活塾、始めました!!ただいま無料セミナー受付中!◆◇
無料セミナー受付はこちら
現在、無料セミナー受付中です!内容は、
①模擬面接
②面接官の視点を理解する
③企業の採用実態を知る
④自分を知る、自己診断プログラム など
盛りだくさんの2時間です!
気楽に遊びに来て下さいね。
<関連記事>------
ランキングに参加しています。クリックお願いします!
0 件のコメント:
コメントを投稿