今日のテーマは「大学時代に何もしていなかった人」についてです。
「バイトしていないので…」「サークル入ってません…」
「部活なんてとてもとても…」「学校祭でも何もしていない…」
やばい!何もアピールする点が無い!
何て思っている方、多いのではないでしょうか?
しかし、企業からすれば、バイトやサークルをしていたか否かなんて、どうでもいい!
それよりも何を考え、どうしてきたのか、の方が重要なのです。
先日、就活相談に来た学生さんは上記に当てはまっており、「何にもしていない」と悩んでいました。ただ、よくよく話を聞くと、非常に勤勉で読書家。さらに読んでいる本も企業の採用担当者が好みそうなジャンルばかり。さらに、バイトはしていないがWeb上で集客を図り収益を上げていたそうです。
さらに本人は「他人とかかわりが少なく、その点が最も不安」と言っていましたが、関わっていれば良いという訳でもありません。
大学時代に行動的でコンパなどを積極的に開催したり、友達が多い人間が、社会に出て活躍するとは限りません。表面的なコミュニケーション力よりも、相手としっかりと向き合えるかという面が重要視されるのが仕事の世界です。(まあ、業態によりますが)
多くの人と関わった事実よりも、数少ない関わりであったとしても「どのような意識を持って関わったのか。その結果としてどうなったのか」の方が重要なのです。
どうしても学生さんは何かしらの「凄いことをした事実」や「肩書き」を気にし過ぎる傾向にあります。
良くあるのが「サークルをリーダーとして立ち上げました」「地域貢献活動のリーダーをしていました」という類のもの。けれども、その事実だけでは企業は評価してくれません。
別にリーダーでなくとも良いのです。何も立ち上げや貢献活動でなくても良いのです。
日常生活の中にある「それぞれの特性が出ている」話を聞かせて欲しいだけなのです。
その中でどんな目的を持って、どんな狙いでどのように行動し、どのような結果を生んだのか。
この辺りを企業は評価します。あなた達が、企業にとって利益を生み出す人材なのかどうか。
企業は面接時にこの点を見極めたいのです。
ちょっと抽象的かもしれませんが、
要は、「特に何もしていなくても、自分をPRする方法はいくらでもある!」ということです。
悩んでいる方は、少し視点を変えてみてください。
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