2020年5月7日木曜日

企業向け投稿:WEB説明会・WEB面接実施のポイント

引き続き、企業向けに投稿します。
テーマは「WEB説明会・WEB面接実施のポイント」です。

①ツールは何が良い?
WEB会議ツールはいろいろあります。
例)Zoom、Skype、Cisco Webex、Teams、wherebyなど。

 大まかな傾向として、「使いやすいものはセキュリティが甘い」と言えます。個人的な使いやすさ順でいうと、1.Zoom 2.Skype 3.Teams 4.Cisco Webex 5.Wherebyとなりますが、セキュリティレベルが高いのは「Cisco Webex」「Teams」といわれており、「Zoom」はセキュリティの脆弱性が話題になっています。

「Zoom」が問題になった理由は”第三者の侵入”と”認証情報の流出”ですが、いまはリカバーされているといいます。また、テレビ番組などでも「Zoom」を用いているのをよく見かけますし、いまは緊急事態であるため、セキュリティよりも利便性が優先されているのではないでしょうか。

 なお、利用しやすさのカギとなるのは、インターフェース面ももちろんですが、「参考となる解説サイトのボリューム」であると考えています。各サービスの公式ヘルプページは「わけがわからない」ものが多く、一般ユーザーが解説しているページのほうが、圧倒的に見やすく、理解も進みます。認知度の低いサービスの場合は、解説しているサイトが少なく、使いづらいというわけです。「Zoom」「Teams」「Skype」辺りはWeb上に情報量が多く、使いやすいといえるでしょう。「Cisco Webex」は解説しているサイトが少ない点がネックであり、「Whereby」は日本語対応しておらず、日本人向けではありません。(招待される側が使いづらい)

②WEB実施の事前準備<周辺機器>
 カメラ、マイク(ピンマイクが理想)の用意はもちろん、イヤホンもあったほうが良いでしょう。私見ですが、WEB会議においては、映像面よりも「音声面」のほうがストレスになります。互いに「声がしっかり聞こえる」状態であれば、映像が多少悪くても問題ないと考えています。(カメラは平均的に性能が高いですし)
 また「ネット環境」も非常に重要です。しっかりとした通信速度を確保できる環境下で実施されるべきでしょう。(在宅時はつらいものがありますが、、、)

③WEB面接(説明会)の招待文章例
 仮にZoomの場合は下記のような案内文章が良いでしょう。なお、利用デバイスがスマホなのかPCなのかによって説明書きを変えたほうが、学生にとってわかりやすいでしょう。当日の緊急連絡先を明記することも大切です。

◆事前準備(当日までに準備してください)
 既に「Zoom」をインストール済みの方は事前準備は不要です。

――――スマホを利用する場合
 下記リンク先にアクセスして、Zoomアプリをインストールしてください。
 ※インストールするのみで大丈夫です。
 iphoneの場合:URL Androidの場合:URL

――――PCを利用する場合
 下記リンク先にアクセスして、Zoomアプリをダウンロードしてください。
  ダウンロードURL
  ※一番上の「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードしてください。

◆当日の流れ
――――スマホを利用する場合
 1.実施時間の5分前までに、下記リンク先にアクセスして下さい。
  面接実施URL

 2.名前の入力を求められた場合は「自身の姓名」を入力してください。

 3.カメラとマイクは必ず「On」にしてください。
  カメラとマイクは下部のメニューにアイコンが表示されています。
  タップすると「On」「Off」が切り替え可能です。

――――PCを利用する場合
 1.実施時間の5分前までに、下記リンク先にアクセスして下さい。
  面接実施URL

 2.名前の入力を求められた場合は「自身の姓名」を入力してください。

 3.「コンピューターでオーディオに参加」をクリックしてください。

 4.カメラとマイクは必ず「On」にしてください。
  カメラとマイクは下部のメニューにアイコンが表示されています。
  タップすると「On」「Off」が切り替え可能です。

◆緊急連絡先(お気軽にお問い合わせください)
000-9999-9999

④WEB面接(説明会)が始まったら
 通常の面接(説明会)とは異なり、アイスブレイクの時間を長めに設けたほうが良いと言われています。会社説明会を対面で開催する場合は、学生の多くは10~15分前に来場します。開始時間までの間は、隣の学生や、企業の担当者などと話をして待つケースが多いでしょう。しかし、WEBではそれがしづらいです。また、利用する会議ツールになれる時間も必要です。そのため、「アイスブレイク」の重要性が対面時よりも高まっているのです。簡単なアイスブレイク方法は「一人ひとり、自己紹介する」です。名前だけでよいのです。声を発し、声を聴くだけでも一体感は生まれます。

 また、ネット環境の問題により「途中で落ちてしまう」学生も出てきます。会社説明会の場合は「そのまま進行」する必要が出てきます。1人のために全員を待たせる訳にはいきませんし、落ちた学生にも気を使わせてしまいます。新型コロナの影響により、通信環境は悪化傾向にあるため、途中で落ちてしまう学生は本当に多いです。この「途中で落ちてしまう問題」を解消するために、会社説明会の場合は説明会指示に「途中で落ちてしまうこともあると思いますが、説明会終了後に録画データをお渡しします(またはユーチューブに限定公開でアップします)」と前置きしておくと、この問題を回避できます。機密情報という点で実施できない場合もあるかもしれませんが、この対策が取れる場合は、必ず最初に明言しましょう。

そのほかにも利用する「会議ツール」ごとに色々なポイントがあります。それぞれの会議ツールの特性をしっかり理解し、機能をフル活用して、学生の満足度を高めましょう!

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