ブーサンです。
今回からは難問である「志望動機」について考えていきます。
まずは、志望動機に関する企業の採用担当者の意見を幾つか紹介します。
◆◇◆ 採用担当者の意見 ◆◇◆
「志望動機が薄い。なぜ当社で無ければならないのかという根拠が見えない。」
⇒最も多い意見です。
「説明会で言ったことのオウム返しの志望動機ばかり。“御社の○○という点に共感しました。”とだけ言われてもねぇ。。。」
⇒適当に取り繕っている事はばればれです。
「“説明会の雰囲気が良かった”って、それだけですか?せめて少しくらいは取り繕ってでも内容を考えてきてほしい。」
⇒何でも良いから、少しくらい努力してもらいたいと企業も思っています。
しかし、学生側にも意見はあります。
◆◇◆ 学生の意見 ◆◇◆
「就職活動中は多ければ数百社の企業を見ることになります。そんな中で1社1社を丹念に調査することなんて無理です。」
⇒確かにその通りです。企業側も学生が数多くの企業を回っていることを理解していない人が多く存在します。それは少し視野が狭いのではないでしょうか。
「説明会やHP、ナビなどを見ても具体的な仕事内容が分からない。基本的に良いことばかり書いてあるし。。。自分たちがちゃんと説明していないにもかかわらず、学生にはちゃんとした説明を求めるのはおかしい。」
⇒これもごもっともです。就職活動=採用活動において、企業と学生の立場は対等であるべきです。それを忘れて上からの立場で行動する企業も未だに多く存在します。ただ、それよりも多いのが、自分たちが下の立場だと勘違いしている学生さんです。
(前回は就活における心構えで、企業と学生の立場は対等であると書きました。前回の記事)
「説明会ではしっかり説明もしてもらい、HPなどの内容から、大体の仕事内容や出来ること出来ないことも分かりました。けど、その会社がどういう会社なのかは、やはり入ってみないと分からないのでは?なので、明確な志望動機といわれても困る。」
⇒このような学生さんが最も多いのではないでしょうか?これも仰る通りなのです。実際にその会社がどのような会社で、何が出来て、どのような環境なのかなんていうことは、入社して最低でも半年は働かなければ分かるわけないのです。
では、学生さんはどのようにして企業が納得する志望動機を作成すればよいのでしょうか?
次回はその作成法について考えていきます。
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